2024/3/16
新しい家に引っ越したら、電気や水道の契約があります。
日本でも水道局に連絡して、東京電力など各地域の電力会社と契約して‥のような面倒な手続きに手を焼いた経験、誰しもお持ちではないでしょうか。
それがまた海外、ドバイとなると勝手が違い不安に感じるかと思いますが、DXの進んだドバイでは意外と簡単に進めることができます。
今回は、電気、水道の契約と、それらを担っているDEWAというサービスについてご紹介します。
ドバイでの電気と水道のサービスは、ドバイ電力・水道局(Dubai Electricity and Water Authority、DEWA)によって提供されています。DEWAは、ドバイの住民と事業者に高品質な電力と水の供給を行っており、サービスの信頼性と効率性に定評があります。
東京で言えば、東京水道局と東京電力が合体したイメージです。
賃貸の場合はドバイで家に住み始めるときにはEJARIという住民票のようなものを登録しますが、DEWAの契約はEJARIの後になります。
EJARIの契約の際に、窓口でDEWAも合わせて登録することができます。
私の場合は窓口でDEWAは登録しなかったのですが、EJARI登録後に自動的にEメールにてDEWAの登録案内が届きました。
Eメールに記載されたDEWAウェブサイトからオンラインで登録すれば完了でした。
ドバイではDXが進んでおり、様々な行政手続きがオンラインで可能ですが、DEWAもその例外ではなくオンラインでスムーズに手続きすることができます。
ドバイの電気・水道の料金は、使用量に応じて計算されます。DEWAは顧客に対して月次で利用明細と請求書を発行し、以下の方法で支払いが可能です:
全てオンラインで完結できるのは、海外からの移住者にとっても楽ですね。
砂漠の都市だけあって、水道代は日本に比べて高い傾向があります。
ドバイの上水道は海水を淡水化して作っていますが、この手法はコストが高くなるので仕方ないのでしょう‥
電気代については、電気代そのものというよりも、エアコン代が大きく影響するでしょう。
灼熱の国のドバイではエアコンが必須です。1年中エアコンをONにしている家庭も少なくないのではないでしょうか。特に夏場はエアコンをフル稼働させるので電気代も高めになる傾向があります。
とは言え、私の家(4人家族)の場合で、月に1万円前後なので日本に比べて大きく変わるわけでななく、過度に心配する必要はないと思います。
ちなみにガスの契約は別会社になります。
ドバイの多くの住宅でガスはキッチンのコンロ用途です。お風呂やキッチンのお湯は電気で沸かします。
なので、キッチンがIH式の場合など、ガスを契約しない家庭もあります。